9/14/2017

またまた暗くなった私

昨日、エライザちゃんと警察署長の心温まる手紙のやり取りをご紹介しましたが、またまた私の心は落ち込んでいます。そんな個人的なことをブログで毎日書いていたら皆さんまで暗い気持ちになってしまうのでためらったのですが、日本に関係のある事なので敢えて書きます。

BBCのテレビで日本の児童ポルノのことが取り上げられました。イギリスでは(と言うよりほとんどの国)は児童ポルノに関しての商品を(ビデオなど)売る事、それを買うこと、また個人のパソコンで画像を見ることさえかなり前から違法とされ、違反すれば罰せられます。

ところが日本では幼児ポルノが禁止されたのはなんと2014年ということです。また自分のパソコンで見ることはいまだに違法ではないそうです。このドキュメント番組では女子高生のバーでの女の子やお客、幼児ポルノビデオ(法的に違反しないスレスレの)の撮影現場での関係者インタビューなどが取り上げられていました。彼らのコメントは「日本の文化だから」と。日本の文化は弱い立場の人を利用する文化ではありません。それを「文化」と呼んでいること自体に怒りを感じます。

もう唖然としてしまいました。イギリスではあり得ないことです。日本にはそういう弱い児童を救おうと必死になっている人たちがいることがせめてもの慰めでした。彼らは自分の身の危険も顧みず戦っています。

まずしなければいけない解決策は政治家がもっと親身になって18歳未満の子供たちを守る政策を打ち出すことと思います。ほとんどの日本人は、ヨーロッパ人にも増して法を破ることをしません。それならば法をもって子供たちを守るしか今は手段は無いように思います。

以前「援助交際」という言葉を聴いて驚いたことがあります。それはこの国では児童虐待以外の何物でもなく、当然罰せられるのは児童ではなく「援助」した人です。

この番組を見た日本好きでイギリス人の友人から電話がありました。あまりにショックで頻繁に沈黙が伴う変な会話でした。

そういうことに関わる子供はほとんどが家族や社会との関係、経済的な問題を持っているようです。法律を変えると同時に、そのような弱い立場の子供たちを救うことも考えなければいけません。もっともっと国単位で解決しなければいけないことがありそうです。

どの世界でも弱い立場の人たちを守ることは社会の責任において実行されなければいけないと思いました。このようなことが法律で許されているということは決して「違反ではないからしてもいい。」ということにはなりません。そういう日本では法律云々という前に正当な行為かどうかを自分で判断して生きなければいけません。

この次のブログは明るい話ができますように。


9/13/2017

暗いニュースが多くても....


昨日「暗いニュースが続く」というブログを書きました。今日は、そんな毎日でもちょっとの瞬間心が和むこともあるという例をお話ししたいと思います。


ある5歳の女の子がダラムの警察署長に出した手紙をご紹介します。







警察署長のバートンさま

私の名前はエライザです。私は5歳です。お父さんと警察犬のことで話をしていた時に、私は警察犬と同じように警察猫がいるかどうかをききました。お父さんは多分いないだろうと言っていました。でも私は警察猫は警察犬と同じようにお利口だと思います。

猫は耳が良いので、警察猫は危ないことがあったらすぐにわかります。

猫は家に帰るための道をちゃんと知っているので、お巡りさんにも道を教えてあげられます。

猫は木に登ることや狩りが上手なので、木から降りられなくなった人を助けることもできます。

私の犬は私の猫と友達ですから、警察猫は他の警察犬と仲良くできると思います。

警察猫のことを考えてください。

ありがとう。

エライザちゃんの手紙に対する警察署長の返事です。





親愛なるエライザちゃんへ

警察犬と同じく警察猫も使ってはどうかという手紙をありがとう。
あなたの良いアイディアを警察犬を担当している警部に話してみます。

私は前から猫が好きです。この手紙の裏側に私の猫のジョイーの絵を描きました。(あまり上手に描けませんが)

ありがとう。

マイケル.バートン





自分で認めるように、絵は決して上手とは言えませんが心の優しい警察署長ですね。世の中、暗いことばかりではありません。いつもどこかで誰かの優しい心が明るくしてくれます。


* やっとヴィーガンツアーの告知が始まりました。興味のある方は下記のウェブサイトへどうぞ。
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9/12/2017

暗いニュースが続く今だからこそ。

北朝鮮によるミサイル発射に続き、メキシコやバングラディッシュ他で起きている地震、アメリカやキューバでのハリケーンの被害などの情報が刻々とニュースを通じて流れてきています。世界中がなんとなく暗い雰囲気のこの頃です。

ミサイル発射の際は北海道上空を通過して襟裳岬の東1180キロの太平洋上に落下したというニュースを聞いて思わず妹に電話しました。「サイレンが鳴って驚いたが生活は通常通り」と聞いて、まずはほっとしました。でも良く考えてみて思ったことは、これからの北朝鮮による日本を含む世界の安全の問題、そしてミサイルがどんどん落ちていく海の事です。ほっとしたのもつかの間、まだまだ問題が沢山残っていることを思い出しました。

ハリケーンに関しては昨日のニュースで「イルマ」がフロリダに上陸と聞いて、アメリカの親戚や友人のことが気になっています。異常気候は人の手による環境破壊も大きな原因です。少し前はロンドンのテロ事件がありました。昔と違って、今起きたことが新しいニュースとして世界中にどんどん流れます。世界の人たちの距離は年々狭くなってきています。「他人事」とは思えない状態が続く今日、世界の人は手をつないで平和に向かって生きる道しかありません。シリアでの騒乱も今は他のニュースの陰になってニュースとしては大きく取り上げられていませんが、まだまだ続いています。

「自分だけがいいのなら。」「自分の家族だけが健康であれば」「自分の国だけが穏やかであれば」など言っていられない世の中になりました。ほとんどが人間の手で引き起こされる危機です。それは人間の手で解決しなければいけません。個人としてできることはないように思ってしまいますが、そうではなく顕微鏡で見なければ見えない力でも、そこから輪が広がって、しまいには他の輪とくっついて大きくなっていくことを信じましょう。もっと自然に、もっと人間の本来の生き方に戻ることを考える時期が来たと痛切に思うこの頃です。




9/11/2017

車椅子での海外旅行

しばらくご無沙汰してしまいました。ウィンズロウに引っ越してから、ロンドン発着の仕事は息子の家に泊まることにしています。

さて9月も半ばになり、イギリスあちこちで木々の葉が少しずつ色づいてきました。


 
 
 

先日は、車いすのお客様をストーンヘンジにご案内しました。80歳を過ぎた方は娘さんと毎年一回は海外旅行をされるそうです。今回は友人の方も加わって3名でのイギリス旅行です。脳梗塞の後遺症で今は車椅子で生活されていますが、その他はお元気。食欲もあり、帰りに寄ったクリーヴデン(ホテル)でのアフタヌーンティもグループの中で一番沢山召し上がっていました。
 
以前ご案内したお客様は電動の椅子だったので、特別な車が用意されましたが、今回のお客様は車いすの乗り降りが可能なので、折りたたんでトランクに入れて私の車でご案内しました。
 
 
 
 
レイコックの村は全て平らな道なので村の中心の駐車場に車を停め、村を一周しました。
 
イギリスでは車いすの方々にも不自由なく移動していただけるように、観光地では階段の他にスロープが作られているところが増えました。ホテルなどは、古くて保存登録されたホテルはエレベーターを設置することができません。そういう場合は、ホテル側が荷物を運んでくれます。また数段の階段ですと、傾斜を作るためにポータブルの専用の板(ramp ランプ)が用意されています。
 
今回は、ロンドンに戻る途中でクリーヴデンでアフタヌーンティをいただきましたが、そこでもホテルに入るときはランプを使いました。庭に出る際の数段の階段は急すぎてランプが使えません。バーの中から庭を眺めていると、そこでお茶を飲んでいた男性が手伝ってくれて、バーテンダーと共に車いすごとお客様をヒョイッと持ち上げてバルコニーに運んでくれました。
 
 
 
 
 
 
 
 


ヴィーガン用のアフタヌーンティの3段重ねの上段には果物ベースのスウィーツ類が。


 
 
 
ヨーロッパでは公共の場で新しい建物を建てる際は、車いすにフレンドリーな建物にすることが義務づけられてきましたし、クリーヴデンのように保存が厳しく専用のエレベーターやランプがつけられない場合でも、ホテルのひとやそこにいるお客が移動を手伝ってくれる場合がよくあります。
 
ナショナル.トラストに属している建物はほとんど全てが古いものですからエレベーターはありませんが、入口の階段にはランプが用意されています。二階、三階がある場合は車椅子では無理ですから、一階に写真が用意されていますので一階だけ見学して後は写真を見ながら説明を受けます。
 
紅葉が始まったイギリスですが、花はまだまだ楽しめます。下の写真はロンドンのセント.ジェイムズ公園で7日に撮ったものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
少しずつ寒くなってきていますが、これから私の好きな季節が来ると思うとワクワクします。ウィンズロウで初めての秋、冬を迎えます。
 
 
 

8/31/2017

keiko T. さんが北海道新聞に。

8月24日のブログでご紹介させていただいたKeiko T.さんの記事が北海道新聞に載りました。


 
 
 





数日前、ロイヤルアルバートホールで、北海道新聞ロンドン支社のFさんにお会いしました。彼のインタビューを受けるKeikoさん。





6か月のイギリス滞在を終えられて、明日帰国されます。いつかご主人を含めご家族の方々とイギリスを訪れてください。24日のブログを読まれた大阪のお客様からすでにメールをいただきました。今回の新聞もそうですが、Keikoさんは沢山の人に夢と勇気を与えてくれることでしょう。偶然にも先週、50歳で大成功をしたアーティストにお会いしました。彼女の言葉は正にKeikoさんと同じ。

「夢を実現させるのに年は関係ない。」
 
 
人間は夢を実現させる時期は人によってそれぞれ違って、「今!」と思う時がその時と思います。夢を実現させようという強いエネルギーがその時を決定してくれます。私も彼女から大きな希望のエネルギーをいただきました。
 


8/30/2017

ドッグショー

ウィンズロウ.ショーにルビーとジャスパーも連れていきました。ジャスパーの方は、リードをつけて
歩くと、他の犬に吠える癖があります。でも、「たくさんの犬がいるところに連れて行ったら、一匹一匹に吠えている時間がないので諦めるでしょう。」と言うのが私の魂胆でした。ドッグショーも行われていました。




イギリスでは世界的に有名な犬の品評会であるクラフツ(Crufts)が毎年開催されます。私はずっと前に、日本からいらっしゃる犬好きのお客様と一緒に仕事として毎年行っていました。そのうちにだんだん英国ケンネル協会が決める審査の基準に疑問を持ち始めました。それは決して犬の健康のために定めた基準ではなく、全くその反対で犬にとっては虐待に値する基準も多くあったのです。毎年クラフツに行く度に心が重くなり、10年以上続けた仕事から降りることを決心しました。お客様とは長いお付き合いで、親しくさせて頂いたのでこの仕事を辞めることは淋しくもありましたが、どうしても納得がいかなかったのです。

その後、BBCの調査の結果が出て、英国ケンネル協会に審査基準を改正することを求めましたが彼らはこれを無視。ついにBBCは50年続いたクラフツの生中継を断ち切りました。また44年続き、毎年クラフツへ150万ポンドの収益をもたらしたとされるペディグリーチャム(ドッグフード)は、このBBCの番組の後スポンサーを降りました。もう10年以上前のことです。ですから今はクラフツの名もあまり聞かなくなりました。


でも、最近私が行くドッグショーは全く違ったショーです。例えば今回のウィンズロウ.ショーのドッグショーのカテゴリーは19ありました。例えば‘子犬の部門’‘7歳以上のベテランの部門’‘ジュニアハンドラーの部門’の他、‘ハンサムな犬部門’‘可愛い女の子部門’‘レスキューされた犬部門’‘一番尻尾を振る犬部門’‘一番オーナーを愛している部門’‘一番素晴らしい雑種部門’ 等々。

ジュニア.ハンドラー
 
 
 
 
 

私たちはルビーとジャスパーを出すつもりはなかったのですが、受付のブースを通った時に、主人と顔を見合わせました。両方とも「出してみる?」とすっかりその気になっていたのです。ジャスパーは思った通り、あまりに沢山いる犬に「いちいち吠えていられない」と悟ったようで、大人しくなっていましたし、私は、いつかルビーの美しい歩きをみんなの前で見せたいという思いがずっとありましたから。それでレスキューされた犬の部門に出すことに。


レスキュードッグの部門。
 
 



結局3本足の犬が優勝しましたが、たしかに彼(彼女?)は美しかった。納得....というわけでルビーもジャスパーも賞はいただけませんでしたが、良い経験だったことでしょう。
(ショーに出たことさえ知らないのに、親バカぶりはいつも同じ。)


動物は自然に育ててこそ美しいのではないでしょうか。審査の基準で頭を小さくするためにブリーディングを繰り返し、脳みそが圧迫されて死んでいくような、そんな基準って正に虐待と思います。動物愛護、保護が益々大きく取り上げられるようになって、伝統的なドッグショーも審査基準を変えないと将来は動物を虐待しないドッグショー以外は姿を消すことは目に見えています。

昔、愛犬のロビーをドッグショーに出して優勝したことがあります。カテゴリーは「審査員が一番家に連れて帰りたい犬」でした。それはクラフツでチャンピオンになるより、もっともっと価値のあるものでした。

8/28/2017

ウィンズロウのお祭り

50年ぶりの暑いバンクホリデーを記録した今日、ウィンズロウの町ではウィンズロウ.ショーというお祭りが開かれました。驚いたことに、ものすごい人の数!明らかに人口以上の人が来ていました。町を走る車の数も見たことがないくらい多く、なんだかロンドンを思い出しました。
 
 
入場するのにも行列です。
 
 

 


 


 
 
 
 
民芸品も多く販売されていました。
 
 
 
 
 
 
そして慈善団体のブースも。身体に障害のある人たちに乗馬を楽しんでもらうチャリティ団体のブースです。
 
 
 


Riding For The Disabled Association
 






動物のチャリティ団体のブースです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クラシックカーやヴィンテージカーのディスプレイもあって数え切れないほどの車が並んでしました。ご自慢の車を遠くから運んできた人も。会場でお茶を楽しむ2人のクラシックカーマニア。
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 
 
 
子供たちの乗馬コンテストです。
 
 

 
 
 
 
 
小さな子供と小さなポニー。
 
 
 
 
でも上手に審査員の前で乗っていましたよ。
 
 
 

 
 
最後に犬のコンテスト!せっかくだからルビーとジャスパーも出場。 賞はもらえませんでしたが、楽しい一日でした。