散歩の途中で咲きかけの桜を見つけました。年末から年始にかけてずっと雨降り。各地で洪水の被害が続出し、これからまだ続きそうと天気予報では言っていま
す。でもたまーに雨が上がって青空が顔を出すことがあります。そういう頃を見計らって散歩に出かけます。もっとも途中で再び雨が降り始め、ルビー、ジャス
パー共々びしょ濡れになって帰って来ることもありますが。
英国は日本よりカラッと晴れる日は少ないようです。降雨量は日本より少ないとはいえ、雨の降る頻度は多く、曇り空の多い国です。特に冬は気持ちが滅入って
しまう人も多いようです。でもそんな気候でも良いことはあるのです。それは晴れた日の美しさです。公園に行けば太陽の光がしめった木肌や葉を照らして輝い
ています。空の青は植物だけではなく、建物の石やレンガの色をより引き立てます。それがあるからこそ、私は冬の英国も大好きなのです。
でもちょっと気になるのはこの桜。こんなに早く咲いてしまって、この後暴風雨がやってきたらどうなるのでしょう?公園には風で飛ばされた小枝が沢山芝生に
横たわっていました。早く咲く桜は、それだけ早く散ってしまうものの、時期が来ないうちに風で吹き飛ばされてしまうのはなんとも可哀そうです。