5/25/2014

スコットランドでドライブ

今回の旅行はロンドンからエジンバラまで飛行機、エジンバラ滞在後レンタカーでスコットランド内を周り、最後はエジンバラから列車でロンドンに戻るという ルートを企画しました。仕事の場合は私と私の車のセットのライセンスですから、他の車で周ることはできませんが、今回はレジャー。そして佳奈ちゃんのハズ バンド(Tさん)にも運転を経験してもらいたいという希望がありましたのでレンタカーを借りることになったわけです。

レンタカーは日本で予約してもらいました。
というのは今までお客様から「オートマチックを予約したの現地に行ったらマニュアルしかなかった」ということを聞いていましたので、日本から予約したほうが確実だと思ったからです。
日本人は約束をきちっと守ります!ついでに日本語のカーナビも予約してもらいました。でも、なんとなく心配。一応私のカーナビも持って行きました。

さてエジンバラのレンタカー会社に行って......やっぱりすんなりいきませんでした。まず日本から約束された車種がない!日本語のカーナビを備えた車 もない!仕方なく、Tさんには英語で頑張ってもらうしかなくなりました。「英語は無視して画面だけで頑張って!」と。まあ、一番大切なオートマチックの車 を確保できただけでもよしとしましょう。

英国でのドライブは日本人には簡単です。右ハンドルだし、特にスコットランドは車の数も少なく気持ちのいいドライブです。ただ.....それはラウンドアバウト(日本ではロータリー)さえマスターすればの話。
ラウンドアバウトの原則は「右から来る車が優先。時計回りに一方通行。最初の出口で出る時はインディケータ―を左に出して左のレーンから外側のレーンに 入ってサッと出る。最後の出口で出る場合はインディケータ―を右に出して一番内側のレーンに入り、一個手前の出口あたりで今度はインディケータ―を左に出 して一番外側のレーンに移り、そこからサッと出る。」頭ではわかっていてもラウンドアバウトもいつも出口の数が同じとは限らないし、ロータリーの数も複数 でつながっているものもあります。(そんなところではイギリス人でさえ、よくわかっていないようで恐る恐る入っています!)

こんな話を聴けばとても難しく聞こえますが、実際やってみると意外と簡単。頭で考えるより、これは経験しかありません。3回くらい経験すればコツがちょっ とづつわかってきます。そんなわけでTさんは憧れのセント.アンドリュースまで自分で運転し、オールドコースに自分の足で立ってきたのです!私が運転した のはほんの5分の1くらい。おかげでスコットランドの景色を思う存分車の中から満喫しました。今回は私も行ったことがない場所にも行きました。その一つ が、現エリザベス女王の母君の実家グラームス城(写真Glamis Castleグラームスと発音)です。今までツアーで行くことがなかったものですから、日程にも入れていませんでしたが、ドライブの途中で道標がありまし た。急いでもいないのでちょっと立ち寄ることにしたのですが、ここが大当たり!ストラスモア.キングホーン伯爵の居城であるこのお城はシェイクスピアの 「マクベス」の舞台としても知られています。現在の建物の大部分は17世紀に建てられたものですが、15世紀の部分も残っています。内部も素晴らしかった し、18世紀に造られたお庭もよく管理されていて気持ちのいい散歩もできました。「ちょっと寄るつもり」が随分長居してしまい、おいしいランチまでいただ いてその後、アバディーンに向かいました。

そろそろバラが満開。今年は早いなー。今日は青空の素晴らしい天気です。息子の友人がチャリティマラソンに出るというので、皆でロンドンに応援に行ってきます。