5/20/2017

我こそベイクウェル.プディングの元祖

丘陵地帯にある町ベイクウェルはベイクウェル.プディングで知られています。このお菓子はある間違いからできたものと言われています。1820年ころのこと。町のホテルの女将さんが外出する際に料理人にジャムタルトを作るように、そのレシピをおしえました。そのレシピはパイ地に卵とアーモンドぺイストを混ぜるというものでしたが、その料理人は間違って、卵とアーモンドペイストを混ぜてパイ地に敷かれたジャムの上に流し込んだために、結果は卵とアーモンドペイストが程よく混じってカスタードに似たものになり旅館のお客に大好評でした。こうしてできたものがベイクウェル.プディングとなったのです。

さて問題は、この町には「我が店こそベイクウェル.プディングの元祖」というのが3軒もあることです。今回行ったのはそのうちの2軒でした。


オールド.オリジナル.ベイクウェル.プディングショップ






ブルーマーズ
 
 
 
 
「最初でオリジナルのベイクウェル.プディング」と更に元祖であることを強調しています。
 
 
 
 
 
 
両方買って、ホテルで皆で試食しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
どちらが美味しかったかって? どちらもそれなりに.....実は袋から出したらどちらがどちらかわからなくなってしまいました。
 
因みにベイクウェル.タルト、チェリー.ベイクウェルと紛らわしい名前の物が他にもありますが、これらはベイクウェル.プディングとは別物なので話は更にややこしくなってきます。