5/16/2017

私の新しい古い町

随分ご無沙汰してしまいました。5月5日に引っ越し、その後ブルーベルツアーに出て昨日戻りました。ブルーベルツアーはオックスフォードの南にあるデンマンカレッジから始まり(このツアーのことは近いうちにカルチャーツーリズムUKのウェブサイトでご紹介します。)、昨日ヒースロー空港で終了したのですが、初めて「不便なところに引っ越してきたなー。」と感じました。

新しく住むことになったWinslowウィンズローの町は列車の駅がある隣町Aylesburyからバスで20分です。主人と私の希望の町として全てを満たしてくれる町が見つからず、一年近く探し続けてしまいには友人から「まだロンドンにいたの?」と言われる始末......

でも引っ越して来て本当に良かったと思っています。ここは人口4400人のマーケットタウンです。西暦700年の後半にアングロサクソンの王がセント.オルバンズの修道院にこの土地を与えたと記録されています。中世には定期市が開かれるマーケットタウンとして栄えたため、町の中心にはその時代の古い建物が多く残っています。








 
 
 
 
毎週水曜は町の中心のマーケット広場で小さなマーケットが開かれ、新鮮な野菜が手に入るので、水曜は買い物の日になりそうです。その他、毎月第一日曜はファーマーズマーケットが開かれます。
 
 
 
 
子供用のハリネズミのパンがあまりに可愛らしく、買ってしまいました。
 
 
 
 
 
 
えっ?もしかしたら日本人?やっぱりそうでした。美しい歌声の女性の隣でギターを弾いている方。向こうもびっくりした様子。こんなところに日本人?って。 今回は初めてウィンズローのファーマーズマーケットの主催者からお声がかかってわざわざロンドンからやって来たそうです。また来てほしいなー。
 
 
 
 
 
 
ホームメイドのチョコレートを売っている男性ふたり。「ヴィーガンチョコレートも研究中だよ。」とうれしい情報。巡回中の女性のお巡りさんに、「これっ、味見してください!」と。
 
 
 
 
ウィンズローほど犬の多いマーケットは記憶にありません。ここに住むことになったので、そんなことが特に気になるのかもしれませんが、私たちもルビーとジャスパーを連れてご挨拶。糖尿病の方が、インスリンの作用が不足していることを事前に感知して知らせる訓練を受けている犬もいました。ルビーも興味津々。
 
 
 
 
すぐ近くでリンゴ酒を作っているという女性たち。Cider Lushはリンゴ酒で出来た細かいかき氷みたいなもの。午後から車を運転しなければならなかったので、この日は断念。次回は絶対トライするぞ!と。
 
 
 
 
 
 
 
 
家から町までは歩いて10~15分です。途中で通る公園や植林園。
 
 
 
 
 
 
 
ロンドンしか住んだことのない私たちが第二の人生を過ごすのに選んだ町は今のところとても住み心地の良い所。でもこれから2年をめどにロンドンに戻るか、ウィンズローで暮らすかを考えたいと思います。