4/15/2014

外出が特に待ち遠しい季節

ここ一週間くらい、素晴らしいお天気が続いています。あまりに澄んだ青空を見ていると、雨ばかりの暗い冬の埋め合わせをしているようで「そんなに気にしなくてもいいですよ。」と空に向かって声をかけたくなるような気持ち。(この写真はブライトンの町です)

それなのに私はここずっとほとんど家にこもって、たまった仕事を(ちょっと家事も含め)コツコツと片づけていました。もったいない!でも今日からは少しずつ外出します。仕事が完全に終わっていなくても。
明後日は遠出をしようと思います。先日ブライトンの近くでブルーベルの咲いている森の近くを通りました。ブルーベルがあまりに早く咲きだしたということはすでにお伝えしましたが、今はライラックの花が開いて近くを通ると甘い香りを漂ってきます。

こんな時に思い出すのがワーズワースの詩‘わが妹に’です。

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そらには幸みなぎりて、
裸かの木々や禿山に、
緑の野辺の芝生にも、
たのしい感じを与えている。

わが妹よ、希(こいねが)わくは、
朝げはもはやすみし故、
急いで、朝の仕事を捨て、
来たって、春の陽を浴びよ。

エドワードも一緒に連れたって、
早く散歩のなりに変え、
書物をもつのは止めにして、
今日一日を、のんびり暮らそう。

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        (岩波文庫「ワーズワース詩集」田部重治選訳より)

そう、今与えられた幸運は今楽しみましょう!