1/29/2018

ウィンズロウの木。

去年の6月に巨木を巡るツアーのご案内をさせていただきました。そういう木からは触っているだけで大きなエネルギーをもらい、何百年の間その木が見てきた歴史を感じるものです。(このツアーに関しては2017年6月18日のブログをご覧ください)

ウィンズロウにもちょっとだけそれに似た木があります。Cappadocian maple treeとうこの木はいつもの散歩道で見かけるもの。今は葉っぱがおちて裸になっていますが、それは夏になれば1本の木ではなく小さな林みたいに見えます。



maple treeは日本語で楓のことなので、これも楓と呼んでいいのかどうかはわかりませんが、とにかく大きくて通るたびに敬礼したくなります!

そばにある掲示板には、この種類の木ではイギリス国内では6番目に大きなもので、この種がイギリスに入ってきたのは1838年だそうです。それはヴィクトリア女王が即位した翌年です。このウィンズロウの木はそのころに植えられたもののようで、イギリス全土のチャンピオンとされる木に登録されています。

この辺りの家が建てられる際はこの木にダメージが及ばないように保護されたそうで、挿し木によって繁殖された木は今では地元の学校や、公園で育っているとか。

このように町中の住宅地などで多くの古い木、巨木が見られるのは素晴らしいことですね。