1/30/2018

世界マーマレードアワードの審査員に。

1月も明日で終わりです。時が目まぐるしく過ぎていきます。私のマーマレード作りも終盤に差し掛かりました。あれこれ考えながら作るので一回一回違う出来栄えです。本当にオレンジマーマレードは魔法だなと思います。水加減、煮詰める時間、砂糖の種類、量、温度などで微妙に違ってきます。そしてオレンジによっても違うこと。セヴィルオレンジでも皮が厚めのものや薄めの物や。鮮度も重要で古くなると水気が少なくなります。




毎日完ぺきを目指してせっせと作っているときにうれしいニュースが舞い込んできました。デイルメインの世界マーマレードアワードの審査を依頼されたのです。とても光栄なことです。依頼されたのは「職人部門(Artisan)」ですが、「もちろんお引き受けします」と簡単にお返事したのはいいのですが、後で他のジャッジの肩書を見てびっくり。私以外の14名は全て専門家です。大手新聞社の食のジャーナリスト、ウェイトローズのコンサルタントシェフ、ジャムの専門誌のライター、フォートナム&メイソンのバイヤー・・・

でも一旦引き受けた以上は徹底して審査させていただきます。私には15年のマーマレード作りの経験しかありませんが、デイルメインから「マーマレードに対する愛があれば大丈夫」と言われ、「それならまかせてください。」と返事しました。審査は2月の15,16日です。昨年は40か国から2700件の出品がありました。日本からの柚子や橙、カボスなどを使ったマーマレードも人気でした。

入賞者は3月17,18日の世界マーマレード祭りで発表されます。